【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
「あらまぁ、今日もすごい人気だこと。乙葉の番犬くんたち」
コートの隅で試合を一緒に見学していた水城夏帆(みずきかほ)ちゃんが、感心したように呟く。
彼女、夏帆ちゃんは入学して最初にできた女の子の友達で、席が前後だということもあって、すぐに仲良くなったんだ。
サッパリした性格でよく話してくれるから一緒にいると楽しいし、私と違ってしっかり者だから、とても安心できる存在。
「あのイケメンツートップにつきっきりで守ってもらってるんでしょー? 贅沢だわ~。乙葉のパパ、一体いくら払ってるのよ」
「えぇっ! いや、お金は払ってないと思う……」
「あらそうなの? 私てっきりバイトなのかと思ってたわよ。そうじゃないなら二人ともよく引き受けてくれたよね」
「うん。そうだよね」
コートの隅で試合を一緒に見学していた水城夏帆(みずきかほ)ちゃんが、感心したように呟く。
彼女、夏帆ちゃんは入学して最初にできた女の子の友達で、席が前後だということもあって、すぐに仲良くなったんだ。
サッパリした性格でよく話してくれるから一緒にいると楽しいし、私と違ってしっかり者だから、とても安心できる存在。
「あのイケメンツートップにつきっきりで守ってもらってるんでしょー? 贅沢だわ~。乙葉のパパ、一体いくら払ってるのよ」
「えぇっ! いや、お金は払ってないと思う……」
「あらそうなの? 私てっきりバイトなのかと思ってたわよ。そうじゃないなら二人ともよく引き受けてくれたよね」
「うん。そうだよね」