その海は、どこまでも碧かった。

待ってて…



宙はそう言ったけど

本当に待ってるのは

宙かもしれない



私が

碧くんから離れられるのを

宙は待ってくれてるのかも…



ごめんね





碧くんは

特別なんだ



宙と一緒にいても

碧くんが気になる



宙に手を繋がれても

碧くんのこと考えてた



宙に

気付かれて

私も気が付いた



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