お嬢の神隠し
莉乃side


「お待たせー」

「遥斗は?」

「東京に帰ったよー」


一応次期組長として跡取りの仕事などもあるらしく、忙しいらしい。

「あと少しの体育祭、頑張りましょか!!!」





そして、あっという間に体育祭はおわった。

結果は惜しくも2位。とりあえず楽しかったから悔いはない。




そして、今現在










「おっちゃーん、おかわりちょうだーい」

「俺も俺も!大盛りで!」

「キャー!こぼしちゃった!!」

騒がしい。体育祭の打ち上げでクラスの皆と焼肉屋に来ている。


「莉乃、食わねぇの?無くなるぞー」

「食べます、食べます」


お、なかなか美味しい。やっぱりお肉は最高だ。



「んじゃぁー解散!」

夜、10時をまわり打ち上げは解散。

「送っていくよ」

「やった、お願いしまーす」

そういって秀羽のバイクに乗った。

前は私のバイクだったけど今回は秀羽のバイク。白と青のバイクで結構かっこいい。
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