愛しているので離婚してください~御曹司は政略妻への情欲を鎮められない~
は? 誕生日だって?
おいおい、もう大学も卒業するっていうのに、いつまで子供なんだか。
「いい加減にしろ」
「そりゃ、そうでしょうね。お父さんもお兄ちゃんも私の誕生日なんか祝ってくれたことなんてないものね」
「おい。プレゼントを欠かしたことはないだろ?」
「そういうことじゃないよ。何にもわかってない。お兄ちゃん、私がストーカーの被害に遭ってたこと知ってる?」
「え? ストーカー? いつだ?」
「二年前だよ。知らないでしょうけど、私しばらく心療内科に通ったんだから」
「なんで言わなかったんだ? そんな大事なことを」
「言えないよ。あの頃、お兄ちゃんとお父さんは仕事のことしか頭になかったもん。今もだろうけどね」
「それは違う。確かに仕事は大変だったが、知っていれば何とかしたに決まっているだろう? お前それで大丈夫なのか?」
綾乃は鼻で笑う。
「とっくに元気になったわよ、星光さんのおかげでね」
「星光の?」
おいおい、もう大学も卒業するっていうのに、いつまで子供なんだか。
「いい加減にしろ」
「そりゃ、そうでしょうね。お父さんもお兄ちゃんも私の誕生日なんか祝ってくれたことなんてないものね」
「おい。プレゼントを欠かしたことはないだろ?」
「そういうことじゃないよ。何にもわかってない。お兄ちゃん、私がストーカーの被害に遭ってたこと知ってる?」
「え? ストーカー? いつだ?」
「二年前だよ。知らないでしょうけど、私しばらく心療内科に通ったんだから」
「なんで言わなかったんだ? そんな大事なことを」
「言えないよ。あの頃、お兄ちゃんとお父さんは仕事のことしか頭になかったもん。今もだろうけどね」
「それは違う。確かに仕事は大変だったが、知っていれば何とかしたに決まっているだろう? お前それで大丈夫なのか?」
綾乃は鼻で笑う。
「とっくに元気になったわよ、星光さんのおかげでね」
「星光の?」