一晩だけあなたを私にください~エリート御曹司と秘密の切愛懐妊~
舌を絡ませ激しくキスをする彼。
怜が私を欲しているのがわかるし、彼の思いも伝わってくる。
愛しているとーー。
唇が触れ合うだけなのに、こんなにも幸せで満たされるのはなぜだろう。
「もう絶対に離さない」
怜は私の目を見てそう告げると、今度は甘く口付けた。
今、私は彼の腕の中にいる。
これは夢ではない。
現実ーー。
その夜、彼の腕の中でチェックアウトのギリギリまで眠った。


次の日、怜と東京に戻るとそのまま彼の実家に行き挨拶に伺った。
彼と話し合って、妊娠のことは安定期に入るまでは言わないことにした。
妊娠初期はいろいろと危険もあるから彼のご両親を心配させてもいけない。
社長の家とあって三階建ての豪邸でお手伝いさんまでいて、すごく不安だったのだけれど彼のご両親は温かく迎えてくれた。
「やあ、いらっしゃい」
「移動で疲れたでしょう?」
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