一晩だけあなたを私にください~エリート御曹司と秘密の切愛懐妊~
「あっ、私も」
紙袋から包装紙に包まれた箱を取り出して怜のお母さまに手渡す。
「地元の有名店の手作りクッキーです。怜さんからクッキーがお好きだと伺っていて」
頭の中で何度もシミュレーションしたのに、マニュアル通りの流れじゃなかったから手土産をお渡しするのを忘れていた。
「あら、まあ、ありがとう。後でいただきましょう」
怜のお母さまは私の粗相に気を悪くした様子もなく、笑顔で受け取る。
お嬢さま育ちなのかおっとり系だ。
「雪乃ちゃん、数日前に会った時よりかなり顔色が良くなったな」
修二さんが私に目を向け、柔らかな笑みを浮かべる。
「ご心配おかけしてすみません。もう大丈夫ですから」
明るく笑ってみせると、怜が私の肩に手を置いた。
「修二さんには借りが出来ちゃったな」
「お前が社長になったらクルーザーでも買ってもらうからいいよ」
ニヤリとする修二さんに怜が突っ込んだ。
「それは要求しすぎ」
「三人とも仲がいいのね。修二くんがね、『怜は雪乃ちゃんにぞっこんだから、応援してやってくれって。うちの子よろしくお願いするわね」
紙袋から包装紙に包まれた箱を取り出して怜のお母さまに手渡す。
「地元の有名店の手作りクッキーです。怜さんからクッキーがお好きだと伺っていて」
頭の中で何度もシミュレーションしたのに、マニュアル通りの流れじゃなかったから手土産をお渡しするのを忘れていた。
「あら、まあ、ありがとう。後でいただきましょう」
怜のお母さまは私の粗相に気を悪くした様子もなく、笑顔で受け取る。
お嬢さま育ちなのかおっとり系だ。
「雪乃ちゃん、数日前に会った時よりかなり顔色が良くなったな」
修二さんが私に目を向け、柔らかな笑みを浮かべる。
「ご心配おかけしてすみません。もう大丈夫ですから」
明るく笑ってみせると、怜が私の肩に手を置いた。
「修二さんには借りが出来ちゃったな」
「お前が社長になったらクルーザーでも買ってもらうからいいよ」
ニヤリとする修二さんに怜が突っ込んだ。
「それは要求しすぎ」
「三人とも仲がいいのね。修二くんがね、『怜は雪乃ちゃんにぞっこんだから、応援してやってくれって。うちの子よろしくお願いするわね」