昼と夜の間で、僕らは手をつなぎ合う
「わ、大丈夫⁉︎」
わたしの手を取って、立ち上がらせてくれる雨夜くん。
「あ、あはは……」
ドジっぷりが恥ずかしくてぎこちなく笑っていたら、雨夜くんの視線が、わたしの濡れたスニーカーに向いた。
そして、じっと数秒見つめたあと。
「ひゃ……!?」
なにを思ったか、わたしの手を引いて海のほうに歩いていった。
バシャリバシャリ。スニーカーは再び水の中へ。
驚いて雨夜くんを見れば、そこにはいたずらっ子の顔。
「おそろい!」
雨夜くんが、自分の靴を指さす。
わたしは目をテンにして、海につかった靴と雨夜くんの顔を交互に見て。
そのあとプハッと、口から空気を吹き出してしまった。
「も……もー! 雨夜くん!」
「ははっ、ごめん」
「これ、どうやって帰るのー!」
「あはは、乾く乾く」