昼と夜の間で、僕らは手をつなぎ合う

明らかに自分より年上の人もいて、まるでお菓子でいうバラエティボックスのようだ。


「……!」


そしてその中に、わたしは清潔な黒を見つける。


窓際から数えて二列目の、一番後ろ。

わたしが普段使っている席に雨夜くんが座っていて、心臓がドキッと反応した。


わたしの席に、雨夜くんが。

交換日記をしていたのだからわかっていたことなのに、胸の高鳴りが止まない。


雨夜くんのそばには、金髪の男の子が立っていて、大口を開けて笑っている。

きっと明山くんだろう。

ツンと立った明るい金髪に、くっきりした山形の細い眉毛。

文化祭のときの記憶はおほろげだけれど、たしかあんな感じだった気がする。
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