エリート外交官と至極の契約結婚【極上悪魔なスパダリシリーズ】
七十度ほどに曲げられたソファベッドに座らされる。テーブル側の隣のスペースに月城さんが来て、慣れた動きで白ワインをグラスに注ぎ、ひとつを私に手渡す。
「俺はやつに苛立っているんだ。やり返さなければ気が済まない」
「やり返すってどういうふうに?」
キョトンと首をかしげると、不敵な笑みを浮かべた月城さんに、まだ手つかずのグラスを取り上げられた。
「まだ飲んでない――」
グラスをテーブルに戻した彼に不意打ちで抱き寄せられ、唇を塞がれた。
「んんっ!」
驚いて目を大きくさせて、体が硬直する。
「もう少し協力しろ」
「きょ、協力って――んっ……」
再び寄せられた唇に当惑しながらも、巧みなキスに舌を許していた。
キスぐらいはしたことがあるけど、以前の恋人にされても早く終わってほしいと思っていただけだった。だけど月城さんのキスは脳内を真っ白にさせ、気づけば夢中で彼の舌を追っていた。
情熱的なキスの証拠に、唇が離れたとき飲み込みきれなかった銀色の唾液がこぼれた。
「っ!」
夢中になってしまい、どんな顔をすればいいのかわからない。
「俺たちの相性は意外とよさそうだな」
ミルクをなめて満足した猫みたいに見える。ううん。猫じゃなくてヒョウだわ。
「グラスを取ってください」
手をグッと差し出してグラスを持たされる。
白ワインをゴクゴク飲み干して、一気に胃の中が熱くなった。
「俺はやつに苛立っているんだ。やり返さなければ気が済まない」
「やり返すってどういうふうに?」
キョトンと首をかしげると、不敵な笑みを浮かべた月城さんに、まだ手つかずのグラスを取り上げられた。
「まだ飲んでない――」
グラスをテーブルに戻した彼に不意打ちで抱き寄せられ、唇を塞がれた。
「んんっ!」
驚いて目を大きくさせて、体が硬直する。
「もう少し協力しろ」
「きょ、協力って――んっ……」
再び寄せられた唇に当惑しながらも、巧みなキスに舌を許していた。
キスぐらいはしたことがあるけど、以前の恋人にされても早く終わってほしいと思っていただけだった。だけど月城さんのキスは脳内を真っ白にさせ、気づけば夢中で彼の舌を追っていた。
情熱的なキスの証拠に、唇が離れたとき飲み込みきれなかった銀色の唾液がこぼれた。
「っ!」
夢中になってしまい、どんな顔をすればいいのかわからない。
「俺たちの相性は意外とよさそうだな」
ミルクをなめて満足した猫みたいに見える。ううん。猫じゃなくてヒョウだわ。
「グラスを取ってください」
手をグッと差し出してグラスを持たされる。
白ワインをゴクゴク飲み干して、一気に胃の中が熱くなった。