俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。〜交際0日婚で腐女子の私は甘々に溺愛されてます〜
 俺に寄り添う美桜の後ろから両胸を服の上からやわやわ触る。するとすぐに気づきビクンと身体を揺らし反応した。

「なっ! 隆ちゃん! 何やってんの!」

 グイグイっと身体をねじらせ俺からすり抜けようとするが、そうはさせない。ギュッと抱きつき離さない。

「俺はもう読み終わったんだよね」

 服の上からも分かる柔らかく形の良い胸が俺の手の動きに合わせて形が変わる。妖艶でずって見ていたいくらいだ。少しずつ美桜の呼吸が荒くなり、俺を見上げるように上を向いた。潤んだ視線がかち合う。

「隆ちゃんのエッチ! 今良いところなんだからちょっと待って!!!」

「ちょっと待てばいいの?」

「なっ……違っ、そういう意味じゃなくてッ」

「じゃあどういった意味なの?」

「と、とにかく今は駄目っ!!!」

 スルッと俺の腕の中から抜け出しキッと鋭い目つきで俺を威嚇してきた。いや、もうこれは猫が自分のテリトリーを奪われまいと威嚇してるみたいだ。

(うわ……初めて見る美桜の怒った顔も可愛いなぁ。全く怖くない)

「分かったよ。我慢するか〜」

 俺の返答に満足したのか座り直しまた真剣な顔で小説を読み始めた。チラッと上から覗き見たけれど慣れない活字に焦点が合わず目がイカれそうになった。
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