君に伝えた好きの数。



しかし困ったなぁ、これはなかなか離してくれなさそうなやつだよ。


だってお兄さんたち、明らかに不良だもん。



金髪、銀髪、さらには紫色の頭までいるし……



うーーーん。これはどう対処すればいいのだろう?



あ、そうだっ




「おにーさんたち、私ミスコン出るんです」




「うおっ、ミスコン出るのかっ」

「織姫なれるといいな!!」




「はい。だから抜けられなくて……ごめんなさい」




よし、いい雰囲気だよね?


このまま去ろう。


< 192 / 234 >

この作品をシェア

pagetop