君に伝えた好きの数。
しかし困ったなぁ、これはなかなか離してくれなさそうなやつだよ。
だってお兄さんたち、明らかに不良だもん。
金髪、銀髪、さらには紫色の頭までいるし……
うーーーん。これはどう対処すればいいのだろう?
あ、そうだっ
「おにーさんたち、私ミスコン出るんです」
「うおっ、ミスコン出るのかっ」
「織姫なれるといいな!!」
「はい。だから抜けられなくて……ごめんなさい」
よし、いい雰囲気だよね?
このまま去ろう。