【コミカライズ】若き社長は婚約者の姉を溺愛する《宮ノ入シリーズ①》【番外編更新】
「やだぁ。その服装、なんなの? 着ないわよ~」
継母が持ってきた服で、着替えもないと知っていながら、梨沙は散々馬鹿にし、土足で部屋い上がってくる。
「部屋が汚くて、靴も脱ぎたくないわ」
それなら、来なくてもよかったと思いながら、泥で汚れた床を眺めた。
「美桜は宮ノ入グループに働いていたのね。人を騙すのが、上手ですごいわぁ。そうやって、宮ノ入さんも騙したの?」
「騙したわけじゃないわ。社長だって、初めは知らなくて……」
「嘘つきの言葉は聞きたくないわ。また騙されちゃうし」
梨沙はそう言うと、自分のバッグから書類を取り出した。
どこかの会社の入社書類のようで、すでに手続きも終わっているのか、記入済み。
「美桜の新しい職場はここよ」
「清掃の会社……」
「そうよ。掃除のおばさん。美桜にぴったりでしょ?」
見覚えのある清掃会社のロゴに気づく。
これは、宮ノ入本社や沖重本社で契約している清掃スタッフの会社だった。
「美桜の前の職場には、辞めますって言っておいたから安心して?」
「そんな勝手なこと……」
継母が持ってきた服で、着替えもないと知っていながら、梨沙は散々馬鹿にし、土足で部屋い上がってくる。
「部屋が汚くて、靴も脱ぎたくないわ」
それなら、来なくてもよかったと思いながら、泥で汚れた床を眺めた。
「美桜は宮ノ入グループに働いていたのね。人を騙すのが、上手ですごいわぁ。そうやって、宮ノ入さんも騙したの?」
「騙したわけじゃないわ。社長だって、初めは知らなくて……」
「嘘つきの言葉は聞きたくないわ。また騙されちゃうし」
梨沙はそう言うと、自分のバッグから書類を取り出した。
どこかの会社の入社書類のようで、すでに手続きも終わっているのか、記入済み。
「美桜の新しい職場はここよ」
「清掃の会社……」
「そうよ。掃除のおばさん。美桜にぴったりでしょ?」
見覚えのある清掃会社のロゴに気づく。
これは、宮ノ入本社や沖重本社で契約している清掃スタッフの会社だった。
「美桜の前の職場には、辞めますって言っておいたから安心して?」
「そんな勝手なこと……」