【コミカライズ】若き社長は婚約者の姉を溺愛する《宮ノ入シリーズ①》【番外編更新】
「策は俺。実行は直真」
「ろくでもないコンビですね」
「宮ノ入グループの大事な頭脳だぞ」
笑っているけど、その大事な頭脳をこんなくだらないことのために、無駄に使っていいのだろうか。
それに朝、あんなに気まずい空気で別れたのに、社長はまったく気にしてない。
でも、私がどんなに足掻いても敵う気がしなくて、社長の隣に諦めて座った。
そして、いつものおにぎりを渡して、水筒のお茶を注ぐ
おにぎりを見て、社長は嬉しそうな顔した。
「どうかしましたか?」
「いや。これは俺のために作ったんだなと思って。前は小さいおにぎりだったのが、今は大きい。俺に合わせてくれたんだろ?」
「そ、そうですけど。だ、だって、足りないかと思って……」
言い訳する必要はなかったのに、つい言い訳みたいになってしまった。
おにぎりひとつで、そんな嬉しそうな顔をする社長が悪い。
でも、その顔を見ていたら、私はちゃんと社長と向き合わなくてはいけないという気持ちが強くなった。
傷が浅いうちに引かなくては、泣くだけでは済まなくなる。
「あの……。聞いてもいいですか?」
「ん? なんだ?」
「ろくでもないコンビですね」
「宮ノ入グループの大事な頭脳だぞ」
笑っているけど、その大事な頭脳をこんなくだらないことのために、無駄に使っていいのだろうか。
それに朝、あんなに気まずい空気で別れたのに、社長はまったく気にしてない。
でも、私がどんなに足掻いても敵う気がしなくて、社長の隣に諦めて座った。
そして、いつものおにぎりを渡して、水筒のお茶を注ぐ
おにぎりを見て、社長は嬉しそうな顔した。
「どうかしましたか?」
「いや。これは俺のために作ったんだなと思って。前は小さいおにぎりだったのが、今は大きい。俺に合わせてくれたんだろ?」
「そ、そうですけど。だ、だって、足りないかと思って……」
言い訳する必要はなかったのに、つい言い訳みたいになってしまった。
おにぎりひとつで、そんな嬉しそうな顔をする社長が悪い。
でも、その顔を見ていたら、私はちゃんと社長と向き合わなくてはいけないという気持ちが強くなった。
傷が浅いうちに引かなくては、泣くだけでは済まなくなる。
「あの……。聞いてもいいですか?」
「ん? なんだ?」