8月25日(後編)
テーブル上に広がる課題の教科書たちを片付け机の上に運ぶと、あるものに目が止まる。
「語学学校…?」
と書かれたパンフレット。
パンフレットの下には参考書らしきものも見える。
その時、階段を上がってくる足音が聞こえ、咄嗟に机から離れた。
「お待たせ。散らかっててごめんね」
お茶を持った慧くんの顔が歪む。
「慧くん、あれ…」
と指差したのはパンフレット…
ではなく、柴犬のぬいぐるみ。
ベッドの枕元に置かれている柴犬のぬいぐるみの顔は相変わらずブサイク。
だけど、大事にされているようだ。
「やっぱりあれ見ると元気貰えるよ」
と言いながら座る慧くんに続いてわたしも座る。
「今では俺の家宝」
「家宝?そこまで?」
そんなに大事にしてくれてるんだ?
じゃ、渡した甲斐がある。
「語学学校…?」
と書かれたパンフレット。
パンフレットの下には参考書らしきものも見える。
その時、階段を上がってくる足音が聞こえ、咄嗟に机から離れた。
「お待たせ。散らかっててごめんね」
お茶を持った慧くんの顔が歪む。
「慧くん、あれ…」
と指差したのはパンフレット…
ではなく、柴犬のぬいぐるみ。
ベッドの枕元に置かれている柴犬のぬいぐるみの顔は相変わらずブサイク。
だけど、大事にされているようだ。
「やっぱりあれ見ると元気貰えるよ」
と言いながら座る慧くんに続いてわたしも座る。
「今では俺の家宝」
「家宝?そこまで?」
そんなに大事にしてくれてるんだ?
じゃ、渡した甲斐がある。