記憶に残る恋愛を。





その秋風と一緒に

なぜか今日はよく出会うあの香り。









ピタっ











思わず立ち止まってしまった










どうして今日はこんなに思い出されるんだろう













「どうした?大丈夫?」









急に立ち止まった私に気づいて

数歩前にいる充くんが声をかけてくれる









「充くん香水とかつけてる?」









思わず聞いてしまった







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