あの日、雪が降っていてよかった。【完】
-数時間後-


『あーー、もう無理、限界。』


僕もう今日はペン持たないから、と

ソファに倒れこんだ雪村さんの姿に

仁さんと忍さんは顔を見合わせて苦笑した。


『まぁ、夕方からやったにしてはだいぶ頑張ったんじゃないー?』

「そ、そうですね。だってもう…、」


ちらっと時計を見ると

時刻は22時を指していて。

普段の雪村さんなら、とっくに自室に篭っている時間だ。
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