あの日、雪が降っていてよかった。【完】
『…じゃーカメラつけるから、』


雪村さんが言うと

固定されたスマホの画面には、インカメのようにこちらの様子が映し出された。


『お、ついたついた、やっほー。うわ、なんかこれ怖いね、映っちゃいそう、』


忍さんはそう言って

ソファに座っている私の足元に

そーっと腰を下ろした。

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