あの日、雪が降っていてよかった。【完】
「まだちょっと、自分のことって認識出来てなくて…、」

『そりゃあそーだよね。だって、つい今知ったんでしょ?』

「はい、」


こくりと頷くと

0も相変わらずだなぁ、と彼は苦笑した。


「あっでも、じ…えと、神室、さんはそのままですよね、」

『俺?あー、なんか考えるのめんどくさかったから、』


神室さんってなんか距離遠くなったみたいだね、と笑う仁さんに

それもそうですね、と私も笑った。
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