あの日、雪が降っていてよかった。【完】
『じゃあ、僕はこれから部屋に籠るから。てきとーにシャワー浴びて寝て。』

「あっ、あの、タオルとかは…、」

『あー…、出しとく。あと、寝室はこっちの部屋だから、』

「えっ、でも雪村さんは…、」

『僕普段もそこでほとんど寝てないから。使っていい。』


雪村さんは棚をごそごそしながら

終始戸惑いを隠せていない私にそう言った。

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