あの日、雪が降っていてよかった。【完】
「………びっくりした…、」


雪村さんは

制服から、ゆるっとした部屋着に着替えていて

一層気だるそうな風貌だった。


「………時間被ったら気まずいし、早めにシャワー貸してもらおうかな…。」


そろっと脱衣場の方を覗きに行くと

そこはひとり暮らしにしてはあまりにも広い

洗面台とシャワールームだった。

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