あの日、雪が降っていてよかった。【完】
『毎年毎年ありがとうな。お前らのことまじで好きだよ、僕は。』


じゃーちょっとこのまま歌でも歌おうかな。

僕が言うと

まだ何も言ってないのに、リクエスト曲がコメント欄にはずらっと並んでいて

まだなんも言ってねぇよ、といつものように呟いた。


『……っと、ちょっと待って、誰か来たわ。今インターホンなった、』


現在の時刻、0:30。

こんな時間に訪ねてくるやつなんて

あいつらしか心当たりはなくて。


『ちょっと出てくる…、このまま行くわ。』


僕はカメラも配信もつけっぱなしにして

自室を後にした。


-雪村side end-
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