あの日、雪が降っていてよかった。【完】
そんな話をしていると

がちゃ、と雪村さんの部屋のドアが開いて

やっぱりお前らかよー、と彼は笑った。


『やっほー0、ハッピーバースデー!』

『やっほーじゃねぇよ、配信中だよ笑』

『知ってるよー、俺らずっと聴いてたもん。』


せっかくだからちょっと映ってこーよ、と

忍さんは仁さんと私の腕を引いて

いつも通り薄暗い雪村さんの部屋へ足を踏み入れた。
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