あの日、雪が降っていてよかった。【完】
別に隠すことじゃない。

僕自身、もうとっくの昔に自分の中では

答えを見つけているつもりだし。

だからこうやって話せるけれど

結局母親が最後、僕のことをどう思っていたのか

僕は今でもわからないままだ。


『あ"ーー、なんかイライラしてきた。この話やめよ。……歌わねぇっつったけど、ちょっとムカついてきたから歌うわ、』

《はい!》

『今日は僕の好きな曲しか歌わねぇから。』


結局この日の配信で

僕は朝の5時過ぎまで歌ったり語ったりを繰り返した。


-雪村side end-
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