あの日、雪が降っていてよかった。【完】
「ん……、今何時…?」

『………あ、起きた?』


むくっと起き上がると

ちょうど、ドアの隙間からこちらを覗く

雪村さんと目が合った。


『なんか飲む?』

「あっ…、えと、はい、」

『ん。…って言っても、水しかないけど。』


彼はそう言うと

はい、と私にペットボトルの水を渡してくれた。
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