あの日、雪が降っていてよかった。【完】
-雪村side-


『もーーゆきが一直線に自分のCDのコーナーに行くからこーなるんだからねー?』

『……うるさい、お前らのどっちかがあいつについていればよかった話だろ?』


基本、部屋にいることが多く

店舗に来る機会なんてほとんどないから

僕としたことが、柄にもなく先走ってしまい

その結果、香月を見失った。


『唯ちゃん、なんか好きな歌手とかいないの?』

『そんなこと僕が知るわけないだろ、』

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