花嫁も大聖女も、謹んでお断り申し上げます!
エスメラルダはエトリックスクールを去り、オレリアに所有権が移ったユギアックの修道院へ入ることとなった。
本人はまだレオンに気持ちを残している様子だったが、レオンとエミリーの婚約が発表されたことですっかり落胆し、渋っていた修道院行きも文句ひとつ口にすることなくモースリーを離れていった。
オレリアは聖女院の院長として、早速上層部を一新したりと改革に力を入れている。
反発もあったようだが、これまで不満を飲み込んでいた者たちから多くの支持を得て、聖女院はこれまでになくしっかりと纏まりつつあった。
聖女院の居心地が良くなったからと、テド院長はビゼンテ先生を巻き込んでオレリアの元で長々と世間話をしていく。
オレリアにうんざりした顔をされても全く気にならないらしい。
オレリア商会はアルフォンとアデルが中心となって店を回している。ダリウスがすぐに解雇されたのは言うまでもない。
その頃、エミリーはエトリックスクールでリタと再会し、涙を流しながら抱き合った。