俺が好きなのは、世界一可愛い君
4時ごろ、とうとうすることもなくなってきて、

「そろそろ帰ろっかな!」



そう言って海歌ちゃんが座っていたソファーから腰を浮かす。



「待って!」



すかさず海歌ちゃんの腕をつかんで引き留める。



「海歌ちゃん……好き。俺と付き合って下さい。」



言ったあぁぁ-!!!



初めての告白。



俺の頭は大パニックだ。



「……うん。お願いします……」 



パニクった頭には急すぎて、一瞬頭が真っ白になる。



幻聴だろうか。



本気でそんなことを思った。

< 106 / 108 >

この作品をシェア

pagetop