俺が好きなのは、世界一可愛い君
だけど、それを聞いた俺の足は、不自然なほどピタリと止まる。



俺は、その場に頭を抱えてしゃがみこみたい衝動に刈られていた。



海歌ちゃんは俺を見て、不安そうな顔をした後、


「ごめん! オムライス好きじゃなかった!? 他のでいいよ。 急にごめんね!」



と唐突に慌て出した。



「え!? あ、違う違う!! 海歌ちゃん、買い物は、必要ないみたいだ」



若干の気恥ずかしさを隠しきれないまま、1つ1つ説明していく。
 

「俺もオムライスめっちゃ好きで、材料が家に無い日なんて無いんだ。ぶっちゃけ今日もそれを作るつもりだった。」



そう言うと、俺の照れが写ったみたいにして海歌ちゃんは笑った。



「やっぱり気が合うね、私達。料理も手伝わせて?」



そのまま俺の家へいき、2人で料理をして、2人で向かい合って、作ったオムライスを食べた。
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