俺が好きなのは、世界一可愛い君
僕はこの病院で恋に落ちるなんて思ってもなくて、お母さんの病室のある階につくと、僕は走り出しそうになった。
                    


すると、お父さんがそれを咎め、僕はしゅんとなった。



僕たちは、今時珍しい程仲のいい家族だった。



だけど、やり取りを見たキレイな看護婦さんに笑われて、恥ずかしくなった。



クラスでバカにされることも多々あるので、外でのふるまいには気を付けようと、心で誓った。



そしたらどうすればいいか分からなくなり、それからは黙って歩いた。



僕が怒られたのを気にしていると思ったのか、お父さんは、自販機で、ジュースを買ってくれた。



ラッキーだと思った。
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