ツインレイ⋅⋅⋅唯一無二

••歓迎


涼ちゃんから、三井家で
凄い歓迎で驚いたと連絡があった。

その話を笑いながら聞けて
本当に良かったと思う。

私の為に、恋や愛を放置していた
涼ちゃんには
幸せになって欲しい。

涼ちゃんから
「三井のご両親が娘と孫に
会えるのを楽しみにしてるよ。」
と、言われて一気に緊張が······
そんな私を見て
慶は笑っていた。

納品日が迫るお客様の納品まで
終わらせてから
後の方には、少しお時間を
頂きたいとメールにて連絡を済ませた。

明日は、日本へ。

瑞樹は、涼ちゃんと俊介さんに
会うのを楽しみにしてるから
慶と笑ってしまった。

日本で涼ちゃん夫婦と
写真撮影を行う。
私のドレスも瑞樹の衣装も
涼ちゃんが決めてくれた。

慶のスーツは私にあわせて
俊介さんが選んでくれた。

俊介さんのご両親と妹さん夫婦
と妹さん夫婦のお子さんが
一緒に写真をとる。

とても楽しみだ。

涼ちゃんは、和装と洋装を。
俊介さんからの頼みらしい。
指輪は、教会に二人で行くと。

年だからはずかしいみたいで。
二人でやるのも
涼ちゃんらしいと。

久しぶりの日本。
緊張と不安が募るが
慶が
「ひとりじゃないよ。
俺も瑞樹もいるし
心強い、三井の両親がいるだろ。
涼さんと俊介さんは、
素晴らしい美桜の両親だよ。」
と、抱き締めながら······
「うん。そうだね。」
と、言う美桜だが·····

小さい時から
両親に蔑まれてきたんだ
幼児の心にどれほどの痛みや悲しみが
あったか····計り知れない

いくら大丈夫だよ
と、言っても無理だとわかっていた。

だが、何度もなんども
伝えて行きたい。
愛情を知って欲しいから。
心から愛する人だから。
と、慶は思っていた。
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