りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
この酔っ払っいを家まで引きずって帰るのは、やっぱり自分になるのか。
「……帰りますよ」
「はーい!!」
大きな息を吐きながら彼女の腕を自分の肩に回せば、ケーコさんは反対の手を大きく上げて元気に声を出した。
「ちゃんと歩いて下さい」
「ふふふー、楽しいかったねー」
「危ないですってば」
「ねぇねぇ、ちゃんと飲んだー?」
「……飲みましたよ」
無理矢理、飲ませたくせに何言ってんだか。
「キミってあんまり顔に出ないんだねー、あははー!!」
なんて背中を反らして笑い出すから、バランスが崩れそうになる。
「だーかーら、ちゃんと歩いて下さい」
「ねー、ひゃはは。一緒に外で飲んだのはじめてだったねー」
ガクンとヒールのある足元を踏み外すからこっちは気が抜けない。
足元がおぼつかない彼女と夜道を歩いていけば、アパートに近づくにつれ辺りが静かになっていった。