りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「ていうか、先輩どうしたんですか?こんな時間に」
コウくんの事はほっといて、本題はこっちだ。
ミサキ先輩がウチに訪ねて来るなんて、よっぽどの事があったに違いない。
「ちょっと聞いて欲しい事があって」
いつも強気な先輩が、眉を不安そうに下げるから心配になる。
「は、はい。何か悩みですか?」
「んー、悩みっていうかー。悩みなのかなぁ」
「何でも話して下さい!」
いつも悩みや愚痴を聞いて貰ってるし、助けて貰ってるんだもん。こういう時にこそ役に立ちたい。
「最近、アイツとうまくいってない気がしてさー」
「え?」
"アイツ"が誰の事をさしているか、すぐに先輩の彼氏のサトシさんの事だと理解した。
この間 一緒に飲んだ時は、そんな感じじゃ無かったのに。
「なんか明らかに私に隠し事してるんだよ」
「聞いてみれば……」
「胸ぐら掴んでも口割らなくて、何も隠してない、何でもないの一点張りでさぁ」
先輩が弱々しく息を吐くところを見るのは本当にはじめてだ。