拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
私もスツールから降り立ち上がり、佐多です、こんばんは。と頭を下げると、ぷっと笑って、覚えてますよ、と言うと、頭をふわり、と撫でられた。
覚えてくれていてよかった、と胸をなでおろすと同時に、急なスキンシップで胸がドキドキして顔が熱くなった。
「もう。かっちゃん、慣れ慣れしくしないで」
和美が私の腕を引き寄せるようにして座らせると、田中さんに向かって言った。
田中さんは特に気にした様子もなく、和美の頭をツンとすると、お店の奥に行ってしまった。
マスターが奥のテーブルどうぞ。と言ってくれたので、和美と二人でソファのあるテーブルに移動する。
適当に和美がオーダーしてくれたオードブルやサラダをつまみながら和美が嬉しそうに話し出す。
「飯ちゃんと付き合うことになったんだ」
「そうなの?よかったね!もー、やっとか、って感じだけど」
嬉しさのあまり、ついそう叫ぶと、和美も嬉しそうに笑った。
それにしても、どうみても両想いだったのに、何でこんなに時間がかかったんだろう。
結局、飯島さんから告白されて付き合うことになったらしい。和美は飯島さんへの気持ちに気づいてすぐに、それまで付き合っていた彼氏とお別れしたのだが、飯島さんは和美が自分を慕ってくるのは同期として、だと思っていたらしい。彼氏と別れたこともずっと知らなかった、と後から言われた、と言っていた。
「和美は言わなかったの?」
「言わないよ。だって、それ言ったら好きだって告白してるのと一緒じゃん」
飯ちゃんの負担になりたくなかったから、何て言っていいのかわからなかった。と呟く和美は、とても幸せそうだった。
「よかったね。仲良くね。
あのね、私も浦橋くんと付き合うことになったんだ」
私も今日会ったら言おうと思っていたことを伝えると、和美が驚いたように目を丸くした。
「え~!いつも間にそんなことになったの??満里子は浦橋くんが好きなの?」
「うん。ずっと側にいてくれたし、優しいし、随分前から好きって思ってたよ」
「そっか。よかった。・・・牧野くんのことは、もういいの?」
「うん。もう好きって気持ちもないし、思い出すこともなくなった」
覚えてくれていてよかった、と胸をなでおろすと同時に、急なスキンシップで胸がドキドキして顔が熱くなった。
「もう。かっちゃん、慣れ慣れしくしないで」
和美が私の腕を引き寄せるようにして座らせると、田中さんに向かって言った。
田中さんは特に気にした様子もなく、和美の頭をツンとすると、お店の奥に行ってしまった。
マスターが奥のテーブルどうぞ。と言ってくれたので、和美と二人でソファのあるテーブルに移動する。
適当に和美がオーダーしてくれたオードブルやサラダをつまみながら和美が嬉しそうに話し出す。
「飯ちゃんと付き合うことになったんだ」
「そうなの?よかったね!もー、やっとか、って感じだけど」
嬉しさのあまり、ついそう叫ぶと、和美も嬉しそうに笑った。
それにしても、どうみても両想いだったのに、何でこんなに時間がかかったんだろう。
結局、飯島さんから告白されて付き合うことになったらしい。和美は飯島さんへの気持ちに気づいてすぐに、それまで付き合っていた彼氏とお別れしたのだが、飯島さんは和美が自分を慕ってくるのは同期として、だと思っていたらしい。彼氏と別れたこともずっと知らなかった、と後から言われた、と言っていた。
「和美は言わなかったの?」
「言わないよ。だって、それ言ったら好きだって告白してるのと一緒じゃん」
飯ちゃんの負担になりたくなかったから、何て言っていいのかわからなかった。と呟く和美は、とても幸せそうだった。
「よかったね。仲良くね。
あのね、私も浦橋くんと付き合うことになったんだ」
私も今日会ったら言おうと思っていたことを伝えると、和美が驚いたように目を丸くした。
「え~!いつも間にそんなことになったの??満里子は浦橋くんが好きなの?」
「うん。ずっと側にいてくれたし、優しいし、随分前から好きって思ってたよ」
「そっか。よかった。・・・牧野くんのことは、もういいの?」
「うん。もう好きって気持ちもないし、思い出すこともなくなった」