拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
牧野くんとたまに会っていた時は、浦橋くんと一緒にいても、つい、牧野くんだったら、と思い出してしまうことも多かったが、この数か月、一緒にいるときどころか、牧野くんのことを思い出すことは殆どない。
そう言うと、和美はうんうん、と何度も頷きながら私の頭を撫でてくれる。
それから仕事の話やほかの同期の話が尽きず、あっという間に2時間がたってしまった。
私は疲れているせいもあるが、グラス1杯をあけられないうちに、頭がボーっとしてきた。田中さんが紅茶ベースのノンアルコールのカクテルを作ってくれたので、それをチビチビ飲んでいたのだが、相変わらずお酒に強い和美は結構な量を飲んでいるが顔色一つ変えない。
そろそろ帰ろうか、と席を立つときに、急に真田君のことを思い出した。
「そうだ。和美、同期の真田君、わかる?」
「うん、わかるよ。たまにうちの部にも来る」
「私さ、研修の時一緒で、今も浦橋くんと同じ職場だからたまに話するんだけど、和美と今度飲みたいって」
タイプなんだって、と付け加えると、苦笑いが返ってきた。
「適当に断っておくよ」
そう言うと、まあ、機会があったらそのうちにどこかで、と、社交辞令で言ってくれた。
それからしばらくの間、仕事がだいぶ詰まってきた。プロジェクトのスタート時だから仕方がないのかもしれないが、日中はほどんど打ち合わせや会議で時間がとられてしまい、作業をする時間が殆どないため、残業が多くなってしまう。
浦橋くんも前に言っていたとおり、出張も増えてきて、平日会えることが最近は少ないが、付き合う前から同様、いつも浦橋くんはマメに連絡をくれる。
平日は無理だが、浦橋くんが出張が入らない週末は必ずデートしている。デートのあとには一緒に浦橋くんの家に行き、二人で料理をして食べることもある。浦橋くんは一人暮らしが長いのに、料理が殆どできない。私も会社に入る前まではずっと実家暮らしだったし、特に料理を習ったこともないのであまり自信がないが、カレーやパスタなど、簡単なものを一緒に作る。
今週末も映画の後は浦橋くんの家で一緒にキーマカレーを作ってみよう、と約束をしている。
付き合ってから一緒に過ごす、何度目の週末だろう。早いものであれからもうすぐ3か月たとうとしている。
今日が終われば明日はお休みなので、残業してでも今日中に終わらせよう、と朝から気合を入れて仕事を詰め込んでいたら、すっかりお昼に行きそびれてしまった。
そう言うと、和美はうんうん、と何度も頷きながら私の頭を撫でてくれる。
それから仕事の話やほかの同期の話が尽きず、あっという間に2時間がたってしまった。
私は疲れているせいもあるが、グラス1杯をあけられないうちに、頭がボーっとしてきた。田中さんが紅茶ベースのノンアルコールのカクテルを作ってくれたので、それをチビチビ飲んでいたのだが、相変わらずお酒に強い和美は結構な量を飲んでいるが顔色一つ変えない。
そろそろ帰ろうか、と席を立つときに、急に真田君のことを思い出した。
「そうだ。和美、同期の真田君、わかる?」
「うん、わかるよ。たまにうちの部にも来る」
「私さ、研修の時一緒で、今も浦橋くんと同じ職場だからたまに話するんだけど、和美と今度飲みたいって」
タイプなんだって、と付け加えると、苦笑いが返ってきた。
「適当に断っておくよ」
そう言うと、まあ、機会があったらそのうちにどこかで、と、社交辞令で言ってくれた。
それからしばらくの間、仕事がだいぶ詰まってきた。プロジェクトのスタート時だから仕方がないのかもしれないが、日中はほどんど打ち合わせや会議で時間がとられてしまい、作業をする時間が殆どないため、残業が多くなってしまう。
浦橋くんも前に言っていたとおり、出張も増えてきて、平日会えることが最近は少ないが、付き合う前から同様、いつも浦橋くんはマメに連絡をくれる。
平日は無理だが、浦橋くんが出張が入らない週末は必ずデートしている。デートのあとには一緒に浦橋くんの家に行き、二人で料理をして食べることもある。浦橋くんは一人暮らしが長いのに、料理が殆どできない。私も会社に入る前まではずっと実家暮らしだったし、特に料理を習ったこともないのであまり自信がないが、カレーやパスタなど、簡単なものを一緒に作る。
今週末も映画の後は浦橋くんの家で一緒にキーマカレーを作ってみよう、と約束をしている。
付き合ってから一緒に過ごす、何度目の週末だろう。早いものであれからもうすぐ3か月たとうとしている。
今日が終われば明日はお休みなので、残業してでも今日中に終わらせよう、と朝から気合を入れて仕事を詰め込んでいたら、すっかりお昼に行きそびれてしまった。