拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
いつまでもこんなところで時間を無駄にしている場合ではない。本気で切り替えて仕事のに取り掛からないと本当にヤバい。
売店でコーヒーとタブレットを買って席に戻ると、早速仕事にとりかかる。集中して作業すると、何とか資料が出来上がる。お腹空いたな、と時計を見るともう21時近かった。急いで吉田さんにメールで資料を送り、帰り支度をしていると、須藤さんがちょうど部屋に入ってくるところだった。
「お疲れ」
「お疲れ様です。遅くなってすみません。先ほど吉田さんに資料メールしました」
「吉田じゃなくて俺にメールしろよ」
ふっと笑いながら須藤さんが言い、そろそろ慣れろよ、と少し呆れながら言った。
「・・・すみません、吉田さんにチェックしてから、と思ってました」
「俺がチェックするから。吉田も自分の作業あるから」
吉田さんは、いつでも相談して、と変わらず言ってくれているので、お言葉に甘えて不安な時は事前に須藤さんに見せる前にチェックしてもらっている。須藤さんからは前々から、もう吉田を通す必要はない、と言われているものの、プロジェクト統括をしている須藤さんの稼働は半端なく忙しい。少しでも出来のいいものを、と思うのだが、須藤さんは元々スピード重視するところもあるのだろう。
「すぐ須藤さんに送ります」
パソコンに向き直り、電源を入れようとすると、ポンと頭に手が置かれた。振り向くと須藤さんが微笑みながら
「明日でいいよ。せっかくだから吉田に見てもらって」
すみません、と呟きながら席を立つと、須藤さんが優しく言った。
「前から言ってるけど、もう吉田に見てもらわなくていいから。途中でもいいから俺に見せて。何度聞いてくれてもいいから」
「はい」
「遅くまでありがとな。そろそろ上がろう。送るよ」
「いえ、大丈夫です。いつもこのくらいですから」
いくぞ、と行って先に歩き出す須藤さんの背中を追いかけながら、スマホを確認すると、やはり浦橋くんからメッセージが来ている。
めずらしくオフィスで仕事をしているらしく、終わったら連絡して、と来ていた。
エントランスを出たところで須藤さんに声をかける。
「須藤さん、すみません。電話してから帰るので、ここで失礼します」
「・・おう。・・じゃあ、明日な」
「お疲れ様でした」
売店でコーヒーとタブレットを買って席に戻ると、早速仕事にとりかかる。集中して作業すると、何とか資料が出来上がる。お腹空いたな、と時計を見るともう21時近かった。急いで吉田さんにメールで資料を送り、帰り支度をしていると、須藤さんがちょうど部屋に入ってくるところだった。
「お疲れ」
「お疲れ様です。遅くなってすみません。先ほど吉田さんに資料メールしました」
「吉田じゃなくて俺にメールしろよ」
ふっと笑いながら須藤さんが言い、そろそろ慣れろよ、と少し呆れながら言った。
「・・・すみません、吉田さんにチェックしてから、と思ってました」
「俺がチェックするから。吉田も自分の作業あるから」
吉田さんは、いつでも相談して、と変わらず言ってくれているので、お言葉に甘えて不安な時は事前に須藤さんに見せる前にチェックしてもらっている。須藤さんからは前々から、もう吉田を通す必要はない、と言われているものの、プロジェクト統括をしている須藤さんの稼働は半端なく忙しい。少しでも出来のいいものを、と思うのだが、須藤さんは元々スピード重視するところもあるのだろう。
「すぐ須藤さんに送ります」
パソコンに向き直り、電源を入れようとすると、ポンと頭に手が置かれた。振り向くと須藤さんが微笑みながら
「明日でいいよ。せっかくだから吉田に見てもらって」
すみません、と呟きながら席を立つと、須藤さんが優しく言った。
「前から言ってるけど、もう吉田に見てもらわなくていいから。途中でもいいから俺に見せて。何度聞いてくれてもいいから」
「はい」
「遅くまでありがとな。そろそろ上がろう。送るよ」
「いえ、大丈夫です。いつもこのくらいですから」
いくぞ、と行って先に歩き出す須藤さんの背中を追いかけながら、スマホを確認すると、やはり浦橋くんからメッセージが来ている。
めずらしくオフィスで仕事をしているらしく、終わったら連絡して、と来ていた。
エントランスを出たところで須藤さんに声をかける。
「須藤さん、すみません。電話してから帰るので、ここで失礼します」
「・・おう。・・じゃあ、明日な」
「お疲れ様でした」