拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
そろそろシャワーを浴びようか、と重い体を引きずるようにして立ち上がったタイミングで、携帯が鳴った。浦橋くんだろう、と思い、ちゃんとディスプレイを確認もせず出ると、浦橋くんではない声が聞こえる。
「もしもし」
「はい・・・・」
「須藤です」
「あ、はい、お疲れ様です。どうしました?」
こんなに遅くに電話してくるなんて、何かトラブルだろうか、と心臓が急激にドキドキしてくる。
「遅くに悪い。明日の朝、本部で会議だったの思い出して、朝一で資料確認できないから、気になるところだけ伝えたいんだ。今少しだけ大丈夫か?」
「はい、もう家なので大丈夫です。」
「悪いな。5分くらいで済むから」
結局10分程度話し、午前中に再度資料修正して午後一には打ち合わせできるようにしておくように、と指示を受けて電話を切る。
急に仕事モードになり、しばらくの間携帯を握りしめたまま緊張していたが、ピコン、とメッセージ着信の音がして目を向けると、浦橋くんから、おやすみ、とメッセージが来ていた。
私も、おやすみ、のスタンプを送ると、そのままシャワーを浴びたが、頭の中は今しがた須藤さんと話した明日やらなくてはならない仕事のことばかりだった。
あれやこれや考えているうちに、疲れ切ってすぐ眠ることができた。
翌朝出社するとすぐに、資料の修正に入る。
吉田さんにも昨日チェックをお願いしようとしてメールしたファイルはいったん削除してもらうようにお願いすると、早速資料にとりかかる。
「須藤さんなんて?」
吉田さんが背後に立ち、画面を見ながら私に問う。昨日の夜の電話で須藤さんに指摘された内容を伝えると、苦笑いしながら言った。
「なるほどね。打ち合わせではまだそこまで話せてなかったもんね。結構先の話してきたね」
「そうですね」
「心配かもしれないけど、須藤さんと直で大丈夫だから。」
「はい。ありがとうございます。」
吉田さんはお願いすればいつでも相談にのってくれるし、嫌な顔をされたことは一度もない。
須藤さんは時間をかけたくないのもあり、私が吉田さんに相談するのをよく思っていないことも、何度も言われていてわわかっているのだが、須藤さんに何を言われるのか想定できないため、つい先に吉田さんを頼ってしまっていた。
「もしもし」
「はい・・・・」
「須藤です」
「あ、はい、お疲れ様です。どうしました?」
こんなに遅くに電話してくるなんて、何かトラブルだろうか、と心臓が急激にドキドキしてくる。
「遅くに悪い。明日の朝、本部で会議だったの思い出して、朝一で資料確認できないから、気になるところだけ伝えたいんだ。今少しだけ大丈夫か?」
「はい、もう家なので大丈夫です。」
「悪いな。5分くらいで済むから」
結局10分程度話し、午前中に再度資料修正して午後一には打ち合わせできるようにしておくように、と指示を受けて電話を切る。
急に仕事モードになり、しばらくの間携帯を握りしめたまま緊張していたが、ピコン、とメッセージ着信の音がして目を向けると、浦橋くんから、おやすみ、とメッセージが来ていた。
私も、おやすみ、のスタンプを送ると、そのままシャワーを浴びたが、頭の中は今しがた須藤さんと話した明日やらなくてはならない仕事のことばかりだった。
あれやこれや考えているうちに、疲れ切ってすぐ眠ることができた。
翌朝出社するとすぐに、資料の修正に入る。
吉田さんにも昨日チェックをお願いしようとしてメールしたファイルはいったん削除してもらうようにお願いすると、早速資料にとりかかる。
「須藤さんなんて?」
吉田さんが背後に立ち、画面を見ながら私に問う。昨日の夜の電話で須藤さんに指摘された内容を伝えると、苦笑いしながら言った。
「なるほどね。打ち合わせではまだそこまで話せてなかったもんね。結構先の話してきたね」
「そうですね」
「心配かもしれないけど、須藤さんと直で大丈夫だから。」
「はい。ありがとうございます。」
吉田さんはお願いすればいつでも相談にのってくれるし、嫌な顔をされたことは一度もない。
須藤さんは時間をかけたくないのもあり、私が吉田さんに相談するのをよく思っていないことも、何度も言われていてわわかっているのだが、須藤さんに何を言われるのか想定できないため、つい先に吉田さんを頼ってしまっていた。