拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
あのまま、須藤さんも私も同じシステム部にいたらどうなっていただろう。
また違うプロジェクトで一緒になることがあれば、近くで私が成長した姿を見せることができただろうか。
「アイツ、いっつも佐多さんの話ばっかりしててさ。一緒に仕事してて楽しかったんだろうな、って思ったんだ」
本当にそうだったら、嬉しいと思う。須藤さんは自信に満ち溢れていて実際いつも正しい。いつも厳しいが須藤さんの言うことを聞いていれば間違いない。いつも見習いたいと思っていたし、自分も1年後には須藤さんのようになれると思っていた。しかし現実はそうではなく、須藤さんがとびぬけて優秀だということがわかったのはすぐだった。
そんな須藤さんに、一緒に仕事していて楽しい、と思ってもらえたなんて、有難き光栄だ。
「私も須藤さんのようになれるように、頑張ります」
「ふふっ。アイツみたいになりたいの?それは・・・あんまりお勧めできないな」
クスクス笑いながら柴田さんは言うが、私にだって目標はある。確かに見た目は怖いし、話をしていても圧がすごい。ああなりたいとは思わないが・・・早く須藤さんに追いつきたい、と思いながら仕事をしていた。おそらく教育係だった吉田さんだって同じ思いだったはずだ。
柴田さんの携帯に着信音が鳴る。どうやらメールがきたようだ。
歩きながらスマホをチェックすると、ホッとしたように笑った。
「二次会行かなかったみたい。皆解散したって」
そうなんだ・・・・。須藤さんの腕にぶら下がっていた梅田さんは須藤さんと二次会行く気満々だったのに・・。
「今度飲みに行こうよ。西田さん、だっけ。佐多さんと仲良いんだよね。俺も須藤も結構交流あるしさ」
確かに和美と須藤さんは最近仕事で一緒になることが多いと言っていたし、同じ部であれば柴田さんもそうなのだろう。
「はい、是非。和美にも声かけてみます」
柴田さんの家は、ここから2駅先だし、通り道だから、と、結局家の側まで送ってくれた。
何度もお礼をすると、柴田さんは苦笑いしてため息をつきながら言った。
「送っても送らなくて文句言うから、アイツ」
「アイツ?・・」
「・・・いや、いいんだ。じゃあ、またね」
「柴田さんも気を付けて」
柴田さんを見送り、部屋に入ると、木村君と中澤くんからメッセージが来ていた。
また違うプロジェクトで一緒になることがあれば、近くで私が成長した姿を見せることができただろうか。
「アイツ、いっつも佐多さんの話ばっかりしててさ。一緒に仕事してて楽しかったんだろうな、って思ったんだ」
本当にそうだったら、嬉しいと思う。須藤さんは自信に満ち溢れていて実際いつも正しい。いつも厳しいが須藤さんの言うことを聞いていれば間違いない。いつも見習いたいと思っていたし、自分も1年後には須藤さんのようになれると思っていた。しかし現実はそうではなく、須藤さんがとびぬけて優秀だということがわかったのはすぐだった。
そんな須藤さんに、一緒に仕事していて楽しい、と思ってもらえたなんて、有難き光栄だ。
「私も須藤さんのようになれるように、頑張ります」
「ふふっ。アイツみたいになりたいの?それは・・・あんまりお勧めできないな」
クスクス笑いながら柴田さんは言うが、私にだって目標はある。確かに見た目は怖いし、話をしていても圧がすごい。ああなりたいとは思わないが・・・早く須藤さんに追いつきたい、と思いながら仕事をしていた。おそらく教育係だった吉田さんだって同じ思いだったはずだ。
柴田さんの携帯に着信音が鳴る。どうやらメールがきたようだ。
歩きながらスマホをチェックすると、ホッとしたように笑った。
「二次会行かなかったみたい。皆解散したって」
そうなんだ・・・・。須藤さんの腕にぶら下がっていた梅田さんは須藤さんと二次会行く気満々だったのに・・。
「今度飲みに行こうよ。西田さん、だっけ。佐多さんと仲良いんだよね。俺も須藤も結構交流あるしさ」
確かに和美と須藤さんは最近仕事で一緒になることが多いと言っていたし、同じ部であれば柴田さんもそうなのだろう。
「はい、是非。和美にも声かけてみます」
柴田さんの家は、ここから2駅先だし、通り道だから、と、結局家の側まで送ってくれた。
何度もお礼をすると、柴田さんは苦笑いしてため息をつきながら言った。
「送っても送らなくて文句言うから、アイツ」
「アイツ?・・」
「・・・いや、いいんだ。じゃあ、またね」
「柴田さんも気を付けて」
柴田さんを見送り、部屋に入ると、木村君と中澤くんからメッセージが来ていた。