拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
「柴田さん?・・・ですか?・・・柴田さんが心配っていうのもありますけど、須藤さんが心配そうなので心配しました」
そう言うと、しばらく私の顔をじっと見ていたが、ふっと笑って話題を変えた。
「あの子、木村と同期の彼とはどうなった?」
「・・・どうもなってないですけど、今度またご飯行きましょう、とは言ってます」
「行くの?」
「そうですね。木村君に聞いてみます。予定が合えばまた3人でって感じですかね」
前に木村君が言っていたとおり、あの後すぐに中澤君からお誘いのメールが来た。
そうですね、行きましょう!とやや社交辞令気味に返事を送ったまま、木村君に声かけてみよう、と思いながら2日がたってしまった。
明日にでも聞いてみよう。
私の降りる駅に着き、改めてお礼を言い、降りようとすると、須藤さんが私の肩を押しながら一緒に降りてくる。
「送る」
一言そう言って改札を先に出てしまうので、慌てて後を追う。
本当に今日は飲んでもいないし、時間も早いし大丈夫なのに、と思いため息が出る。
すると、須藤さんがピタっと足を止めて、私の方を見ながら少し怒ったように言った。
「何だよ。ため息つくくらい鬱陶しいか?」
「ち、違いますよ。いつも申し訳なくて」
私がそういうと、ふんっと言って先に歩き出す。小走りで後を追っていくと、少しゆっくりと私に歩調を合わせてくれる。
「須藤さんに送ってもらうとか、恐れ多いです」
私が思ったことを口にすると、驚いたように少し目を見開いた。
「最初に会った日、配属された当日、初日に入り口まで須藤さんが迎えにきてくれたんです。何て言うか・・後光がさしてるって言うか、すごいオーラで、自信に満ち溢れてるっていうか、圧倒されたんですよね。こんな人と一緒に仕事するなんて、やって行けるのかな、と不安でした」
須藤さんは覚えていないかもしれないが、まだID登録がなく、フロアに入れなかった私を隣の部なのに須藤さんが対応してくれたのだ。
第一印象が強烈で・・・イケメンで、テキパキしてて、何もかもが洗礼されてて・・・こんな人がウチの会社にいるんだ、というのが正直な感想だった。
「なんだよ、最悪じゃん、俺の印象」
そう言うと、しばらく私の顔をじっと見ていたが、ふっと笑って話題を変えた。
「あの子、木村と同期の彼とはどうなった?」
「・・・どうもなってないですけど、今度またご飯行きましょう、とは言ってます」
「行くの?」
「そうですね。木村君に聞いてみます。予定が合えばまた3人でって感じですかね」
前に木村君が言っていたとおり、あの後すぐに中澤君からお誘いのメールが来た。
そうですね、行きましょう!とやや社交辞令気味に返事を送ったまま、木村君に声かけてみよう、と思いながら2日がたってしまった。
明日にでも聞いてみよう。
私の降りる駅に着き、改めてお礼を言い、降りようとすると、須藤さんが私の肩を押しながら一緒に降りてくる。
「送る」
一言そう言って改札を先に出てしまうので、慌てて後を追う。
本当に今日は飲んでもいないし、時間も早いし大丈夫なのに、と思いため息が出る。
すると、須藤さんがピタっと足を止めて、私の方を見ながら少し怒ったように言った。
「何だよ。ため息つくくらい鬱陶しいか?」
「ち、違いますよ。いつも申し訳なくて」
私がそういうと、ふんっと言って先に歩き出す。小走りで後を追っていくと、少しゆっくりと私に歩調を合わせてくれる。
「須藤さんに送ってもらうとか、恐れ多いです」
私が思ったことを口にすると、驚いたように少し目を見開いた。
「最初に会った日、配属された当日、初日に入り口まで須藤さんが迎えにきてくれたんです。何て言うか・・後光がさしてるって言うか、すごいオーラで、自信に満ち溢れてるっていうか、圧倒されたんですよね。こんな人と一緒に仕事するなんて、やって行けるのかな、と不安でした」
須藤さんは覚えていないかもしれないが、まだID登録がなく、フロアに入れなかった私を隣の部なのに須藤さんが対応してくれたのだ。
第一印象が強烈で・・・イケメンで、テキパキしてて、何もかもが洗礼されてて・・・こんな人がウチの会社にいるんだ、というのが正直な感想だった。
「なんだよ、最悪じゃん、俺の印象」