拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
「うん、俺ってわけじゃないけど・・・仕事木村に任せたり、とか。関わらないようにしてるのかなって。先月までは普通にしてたじゃん」
「・・・役割分担変えたので・・・」
「ふ~ん。何もないんだったらいいけど、何かあったら相談して」
「・・・ありがとうございます」
途中から木村君に引き継いだため、若干不自然ではあったものの、きっちりと役割分担をしているし、木村君に変わって仕事がやりにくくなったということはないはずだ。
ついこの前まで、普通に須藤さんと話していたし、やっと打ち解けてきたのに、少し寂しい気持ちになったのは確かだが、これ以上梅田さんと拗れたり、周りに須藤さんに頼りすぎでみっともない、と思われる方がよっぽど仕事がやりにくくなるほうが問題だ。
じゃあ、と言って先に柴田さんが戻って行ったあと、須藤さんが社食に入ってくるのが見えたため、慌てて食べ終えて、席を立つ。
すれ違いざまに、おい、と声をかけられるが、お疲れ様です、と会釈して足早に通り過ぎる。
普通にしたいのに・・・須藤さんとせっかく話せるようになったのに・・・。残念で、寂しくて仕方なかったが、周りの目がきになり、今まで通りにする勇気が私にはなかった。
金曜日の今日は、飲みに行く人が多いのだろうか、定時で上がっていく人が殆どだった。18時過ぎになると、フロアがだいぶ閑散としてくる。私も今週は残業続きだったし、今日は早めにあがろうと帰り支度をしていると、須藤さんがふらりと席にやってきた。
ずっと避けてきたので、面と向かって話すのは・・・1か月ぶりくらいだろうか。
「お疲れ。もう上がれる?」
もうパソコンも落としてしまっていて、帰り支度もしているため、嘘はつけない・・・
「はい。もう帰ります」
「今日車なんだ。送るよ」
「・・・あの、今日はこの後用事があって」
「どこで?そこまで送る」
「・・・いえ、あの、買い物しようと思って・・・」
「どこ?」
「・・・・・」
「少しでいいんだ。時間ない?」
ここまで食い下がれるとは思わなかった。
須藤さんがスマホを取り出して、画面を見せてくる。
「ここのお店、知ってる?駅の反対側にあるんだけど。地図送るから、ここで待ち合わせしよう」
「・・・はい・・・」
「・・・役割分担変えたので・・・」
「ふ~ん。何もないんだったらいいけど、何かあったら相談して」
「・・・ありがとうございます」
途中から木村君に引き継いだため、若干不自然ではあったものの、きっちりと役割分担をしているし、木村君に変わって仕事がやりにくくなったということはないはずだ。
ついこの前まで、普通に須藤さんと話していたし、やっと打ち解けてきたのに、少し寂しい気持ちになったのは確かだが、これ以上梅田さんと拗れたり、周りに須藤さんに頼りすぎでみっともない、と思われる方がよっぽど仕事がやりにくくなるほうが問題だ。
じゃあ、と言って先に柴田さんが戻って行ったあと、須藤さんが社食に入ってくるのが見えたため、慌てて食べ終えて、席を立つ。
すれ違いざまに、おい、と声をかけられるが、お疲れ様です、と会釈して足早に通り過ぎる。
普通にしたいのに・・・須藤さんとせっかく話せるようになったのに・・・。残念で、寂しくて仕方なかったが、周りの目がきになり、今まで通りにする勇気が私にはなかった。
金曜日の今日は、飲みに行く人が多いのだろうか、定時で上がっていく人が殆どだった。18時過ぎになると、フロアがだいぶ閑散としてくる。私も今週は残業続きだったし、今日は早めにあがろうと帰り支度をしていると、須藤さんがふらりと席にやってきた。
ずっと避けてきたので、面と向かって話すのは・・・1か月ぶりくらいだろうか。
「お疲れ。もう上がれる?」
もうパソコンも落としてしまっていて、帰り支度もしているため、嘘はつけない・・・
「はい。もう帰ります」
「今日車なんだ。送るよ」
「・・・あの、今日はこの後用事があって」
「どこで?そこまで送る」
「・・・いえ、あの、買い物しようと思って・・・」
「どこ?」
「・・・・・」
「少しでいいんだ。時間ない?」
ここまで食い下がれるとは思わなかった。
須藤さんがスマホを取り出して、画面を見せてくる。
「ここのお店、知ってる?駅の反対側にあるんだけど。地図送るから、ここで待ち合わせしよう」
「・・・はい・・・」