拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
「いいよ。元々集まることになってなかったし。真田も買い物するからって言ってた」
カフェを出て、すぐ戻るのかと思ったら、少しだけ散歩しよう、と浦橋くんが言うので、時間大丈夫なのかな、と気になりつつも、じゃあ、行こうか、と駅の横の公園を歩く。しばらくすると浦橋くんが口を開いた。
「なあ。満里子って今付き合ってる人いないって言ってたよね」
「うん,いないよ」
「じゃあさ、俺と付き合って」
「はあ?・・・浦橋くん、彼女いるじゃん」
「俺このまま東京に配属になると思うんだよね。だからもう彼女とは離れるし、俺さ、満里子のこと好きなんだよ」
「・・・彼女と別れたの?」
「・・・いや・・・」
「だったら付き合うわけにいかないでしょ」
「・・・じゃあ、彼女と別れたら付き合ってくれる?」
「それは・・・
でも、恋人がいる人から付き合ってって言われても、付き合うことについては考えないから」
「そっか。そうだよね。わかったよ」
「うん・・・」
浦橋くんに誘われることが多かったし、何かと構ってきていたのは、私に好意を持っているというアピールだったのか・・・
浦橋くんは頭も見た目も良いし、優しいと思う。だけど、私にとっては浦橋くんイコール恋人がいるため、最初から恋愛対象外だ。浦橋くんのことは同期としては好きだけど、付き合う対象ではない。
「だけど俺、ほんとに満里子のこと好きだよ」
そう言って、正面から私を抱きしめ、もう一度、好きだよ、と耳元で囁く。
抱きしめられたことも、耳元で囁かれたのもあまりにも急だったため、一瞬身体が動かなかったが、慌てて一歩下がり、浦橋くんの胸を押し距離をとる。
こんなに色っぽく、彼女でもない人を抱きしめたりすることができる人って・・・相当軽い。思えば、大学時代に私に構ってきた男の子たちと浦野くんの雰囲気が似てる。昔の嫌なことを思い出したのもあり、ややうんざりしながら浦野くんを見上げる。
「彼女がいる人にそんなこと言われても困る」
「だけど俺、満里子みたいな子に弱いんだ。すごいタイプっていうか。こんな子が側にいたら好きにならないなんて無理」
・・・軽い、というか、なんと言うか・・・。とにかく今は何を言われても無理だ。
「そろそろ行こうよ。課題やるんだよね?」
カフェを出て、すぐ戻るのかと思ったら、少しだけ散歩しよう、と浦橋くんが言うので、時間大丈夫なのかな、と気になりつつも、じゃあ、行こうか、と駅の横の公園を歩く。しばらくすると浦橋くんが口を開いた。
「なあ。満里子って今付き合ってる人いないって言ってたよね」
「うん,いないよ」
「じゃあさ、俺と付き合って」
「はあ?・・・浦橋くん、彼女いるじゃん」
「俺このまま東京に配属になると思うんだよね。だからもう彼女とは離れるし、俺さ、満里子のこと好きなんだよ」
「・・・彼女と別れたの?」
「・・・いや・・・」
「だったら付き合うわけにいかないでしょ」
「・・・じゃあ、彼女と別れたら付き合ってくれる?」
「それは・・・
でも、恋人がいる人から付き合ってって言われても、付き合うことについては考えないから」
「そっか。そうだよね。わかったよ」
「うん・・・」
浦橋くんに誘われることが多かったし、何かと構ってきていたのは、私に好意を持っているというアピールだったのか・・・
浦橋くんは頭も見た目も良いし、優しいと思う。だけど、私にとっては浦橋くんイコール恋人がいるため、最初から恋愛対象外だ。浦橋くんのことは同期としては好きだけど、付き合う対象ではない。
「だけど俺、ほんとに満里子のこと好きだよ」
そう言って、正面から私を抱きしめ、もう一度、好きだよ、と耳元で囁く。
抱きしめられたことも、耳元で囁かれたのもあまりにも急だったため、一瞬身体が動かなかったが、慌てて一歩下がり、浦橋くんの胸を押し距離をとる。
こんなに色っぽく、彼女でもない人を抱きしめたりすることができる人って・・・相当軽い。思えば、大学時代に私に構ってきた男の子たちと浦野くんの雰囲気が似てる。昔の嫌なことを思い出したのもあり、ややうんざりしながら浦野くんを見上げる。
「彼女がいる人にそんなこと言われても困る」
「だけど俺、満里子みたいな子に弱いんだ。すごいタイプっていうか。こんな子が側にいたら好きにならないなんて無理」
・・・軽い、というか、なんと言うか・・・。とにかく今は何を言われても無理だ。
「そろそろ行こうよ。課題やるんだよね?」