拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
「呼ばれたからちょっとあっち行ってくる。大丈夫か?」
「うん、大丈夫」
そう答えると、私の頭をポンと叩いて菅原さんのいつテーブルにグラスを持って向かった。すると菅原さんの、あー、やっと来たー!とキャッキャとはしゃいだ声が聞こえてきた。
その様子をぼんやり見ていると、仲いいね、と向かいに座る男の人に声かけられた。確か・・・小島くんだ。
「佐多さん、和美ちゃんと仲いいんでしょ?俺同じクラスなんだ。」
そうか、確か和美も同じクラスに私と同大の人がいるって言ってたっけ。
「あ、小島くんのことだったんだね。お話は聞いてます」
「うん、俺も。佐多さん、お酒弱いからよろしくね、って言ってた」
「ふふ、和美は強いからね~」
「あの人ザルだよね。
・・・あれ、いいの?」
いいの?・・・ってなんだろう、と小島君が指をさす方に顔を向けると、菅原さんが牧野くんの横にぴったりと身を寄せ、太ももに手を置いて笑いながら楽しそうに話している。
その姿が目に入った瞬間、頭がクラっとして胸にものすごい不快感が現れてきたが、いいの?もなにも、どうしようもな。あの二人の間に入っていく勇気も理由もない。
「・・・仲・・・良さそうだね・・・」
「まあ、ちょっとあれだろうけど、牧野は大丈夫そうじゃない?佐多さんにべったりみたいだし」
「・・・そんなことないよ・・・」
最近のギクシャクした感じを思い出し、つい声も小さくなりがちだが、浦橋くんが変なちょっかいを出してくる前は、もしかしたら、と私も思っていたのだが、すっかり誤解してしまってるみたいだし、あれ以来二人になる時間なんてほとんどなかった。
だけど今日は以前の牧野くんに戻ったように接してくれて嬉しかったのに・・・・だけど菅原さんと寄り添って楽しそうにしている姿をみると・・・どうやら私の片想いなのだと認識せざるおえない。
それにしても菅原さん、グラマーだなぁ。上から見ると胸の谷間がくっきりと見えるし、ぴっちりしたジーンズでお尻の丸みが協調されていてとてもセクシーだ。私にはまったくない色っぽさに目がくらくらする。
あんな女性に迫られて悪い気がする男なんていないだろう・・
「うん、大丈夫」
そう答えると、私の頭をポンと叩いて菅原さんのいつテーブルにグラスを持って向かった。すると菅原さんの、あー、やっと来たー!とキャッキャとはしゃいだ声が聞こえてきた。
その様子をぼんやり見ていると、仲いいね、と向かいに座る男の人に声かけられた。確か・・・小島くんだ。
「佐多さん、和美ちゃんと仲いいんでしょ?俺同じクラスなんだ。」
そうか、確か和美も同じクラスに私と同大の人がいるって言ってたっけ。
「あ、小島くんのことだったんだね。お話は聞いてます」
「うん、俺も。佐多さん、お酒弱いからよろしくね、って言ってた」
「ふふ、和美は強いからね~」
「あの人ザルだよね。
・・・あれ、いいの?」
いいの?・・・ってなんだろう、と小島君が指をさす方に顔を向けると、菅原さんが牧野くんの横にぴったりと身を寄せ、太ももに手を置いて笑いながら楽しそうに話している。
その姿が目に入った瞬間、頭がクラっとして胸にものすごい不快感が現れてきたが、いいの?もなにも、どうしようもな。あの二人の間に入っていく勇気も理由もない。
「・・・仲・・・良さそうだね・・・」
「まあ、ちょっとあれだろうけど、牧野は大丈夫そうじゃない?佐多さんにべったりみたいだし」
「・・・そんなことないよ・・・」
最近のギクシャクした感じを思い出し、つい声も小さくなりがちだが、浦橋くんが変なちょっかいを出してくる前は、もしかしたら、と私も思っていたのだが、すっかり誤解してしまってるみたいだし、あれ以来二人になる時間なんてほとんどなかった。
だけど今日は以前の牧野くんに戻ったように接してくれて嬉しかったのに・・・・だけど菅原さんと寄り添って楽しそうにしている姿をみると・・・どうやら私の片想いなのだと認識せざるおえない。
それにしても菅原さん、グラマーだなぁ。上から見ると胸の谷間がくっきりと見えるし、ぴっちりしたジーンズでお尻の丸みが協調されていてとてもセクシーだ。私にはまったくない色っぽさに目がくらくらする。
あんな女性に迫られて悪い気がする男なんていないだろう・・