拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
牧野くん、全然会ってないな・・・結局試合も見に行けてない。元気にしているだろうか。
「真田が一緒だと酒止まんなくなるから、ご飯は二人で行こうぜ」
確かに真田君がいると、呂律の回ってないのに会話に入ってこようとするので全然話が進まない。
そうだね、と笑いながら答えると、浦橋くんが急に話題を変えてきた。
「牧野とは会ってないの?」
「え?」
・・・牧野くんのことを一瞬考えていたから、聞き間違いかと思い、浦橋くんの顔をポカンと見つめた。
浦橋くんも、ん?という顔をして私を見返してくる。
「あ、牧野くんね、うん、全然会ってないの」
「へえ、そうなんだ」
「そういえば・・・浦橋くん、遠距離の彼女とは会えてるの?」
「・・・とっくに別れたよ。研修終わってすぐ」
そうだったんだ。。何となく、彼女とは全然会えてないのか、または上手くいってないのかな、とは思っていたのだが、別れてたんだ・・。
「そうだったんだ。ごめんね、無神経に聞いちゃって」
「ううん、それは全然いいんだけど。むしろ、やっと?って感じだし」
「やっと?」
「うん、やっと聞かれたな、って思って。俺に何の興味も示さなかったもんね、満里子は」
苦笑しながら浦野君が言った。
別に興味がなかったわけではなく、聞きそびれていただけなんだが・・・それをどう伝えようか迷っていると、浦橋くんが先に口を開いた。
「あの後色々反省したんだ。ごめんな」
「うん。・・・」
確かに研修中はしつこくちょっかい出してきたこともあったけど、嫌だと言ったらちゃんとやめてくれたし、力ずくでどうこう、ということは一切なかった。
「だけど、俺さ、やっぱり満里子のこと好きだなって思うよ」
「・・・・・」
・・・大丈夫、と過去のことは気にしない、と返事したばかりなのに、急にあの頃強引にキスされたことを思い出し、無意識に警戒し、顔がこわばってしまう。すると、ふっと笑い、困ったような顔をした浦橋くんと目があった。
「反省したって言ったろ。満里子の嫌がることはしないからさ。」
「・・・うん」
「今彼氏は?」
「・・・いない」
「そっか」
『今』どころか、彼氏なんてずっといない。
・・・そこで会話が途切れ、正直ホッとする。
「好きな人いるの?」と聞かれたらなんて答えようか・・・と考えてしまった。
「真田が一緒だと酒止まんなくなるから、ご飯は二人で行こうぜ」
確かに真田君がいると、呂律の回ってないのに会話に入ってこようとするので全然話が進まない。
そうだね、と笑いながら答えると、浦橋くんが急に話題を変えてきた。
「牧野とは会ってないの?」
「え?」
・・・牧野くんのことを一瞬考えていたから、聞き間違いかと思い、浦橋くんの顔をポカンと見つめた。
浦橋くんも、ん?という顔をして私を見返してくる。
「あ、牧野くんね、うん、全然会ってないの」
「へえ、そうなんだ」
「そういえば・・・浦橋くん、遠距離の彼女とは会えてるの?」
「・・・とっくに別れたよ。研修終わってすぐ」
そうだったんだ。。何となく、彼女とは全然会えてないのか、または上手くいってないのかな、とは思っていたのだが、別れてたんだ・・。
「そうだったんだ。ごめんね、無神経に聞いちゃって」
「ううん、それは全然いいんだけど。むしろ、やっと?って感じだし」
「やっと?」
「うん、やっと聞かれたな、って思って。俺に何の興味も示さなかったもんね、満里子は」
苦笑しながら浦野君が言った。
別に興味がなかったわけではなく、聞きそびれていただけなんだが・・・それをどう伝えようか迷っていると、浦橋くんが先に口を開いた。
「あの後色々反省したんだ。ごめんな」
「うん。・・・」
確かに研修中はしつこくちょっかい出してきたこともあったけど、嫌だと言ったらちゃんとやめてくれたし、力ずくでどうこう、ということは一切なかった。
「だけど、俺さ、やっぱり満里子のこと好きだなって思うよ」
「・・・・・」
・・・大丈夫、と過去のことは気にしない、と返事したばかりなのに、急にあの頃強引にキスされたことを思い出し、無意識に警戒し、顔がこわばってしまう。すると、ふっと笑い、困ったような顔をした浦橋くんと目があった。
「反省したって言ったろ。満里子の嫌がることはしないからさ。」
「・・・うん」
「今彼氏は?」
「・・・いない」
「そっか」
『今』どころか、彼氏なんてずっといない。
・・・そこで会話が途切れ、正直ホッとする。
「好きな人いるの?」と聞かれたらなんて答えようか・・・と考えてしまった。