40歳88キロの私が、クールな天才医師と最高の溺愛家族を作るまで
「イツキから聞いた。君が、彼とマナの繋がりを知ったと」
「はい……」

(きっかけは、交通事故みたいなもんですが……)

「もし、マナが近くにいると辛くなるなら、ホテルを取ってあげようかとも思っていたが」
「いえいえ!大丈夫です!」
「そうかい?」
「はい!」

ケビンさんは、ふっと顔を下に向けると

「君は……いい子だね」
「え?」
「イツキが、君にゾッコンになるのも、わかる気がするよ」
「ぞっ……こん!?」

(まさか、そんな日本語をハワイの人から聞くなんて……)

「普通の女性なら、他の女性が産んだ子供など、受け入れるのは難しいだろう」

(一般的に言えば、そうかもしれない。でも私は……)

「違いますよ」

樹さんには言えなかった本音。
この人には、言える気がした。
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