宝物 番外編付き

納骨

今日はお婆ちゃんの納骨***

午前中からお寺で納骨の法要が始まる。

法要は、佐山家のみなさんと私、

それと、正人さんが、

お婆ちゃんの依頼弁護士として、参列した。


お坊さんの読経のあと、

村田家のお墓に納骨……

お婆ちゃん、みんなで仲良くしてね!

喜三郎
「丸川弁護士、ありがとうござました。」

正人
「いいえ。 くるみちゃん、

水曜日10時頃、迎えに行くね。

印鑑が必要だから頼むね。」


くるみ
「はい。 わかりました。

本当にありがとうござました。」


正人
「では、みなさん 私はこれで失礼します。」


「ありがとうござました。

水曜日もよろしくお願いします。」


正人さんは、笑顔で手を上げて帰って行った。


喜三郎
「本当に丸川弁護士は、思いやりのある

いい弁護士さんだな。」

慶一郎
「蓮とくるみちゃんの顧問弁護士さんに

なってもらえないか聞いてみます。

なあ、蓮。丸川弁護士だと安心だろ?」



「うん。その方がいいなぁ俺らは…」

喜三郎
「また、今度正式にお願いしてみよう。」

みわ
「じゃあ、帰りましょう。」

みわと、和子はくるみの手を繋いで

駐車場の方へ向かった。


くるみは、本当に佐山の皆んなの為なら……

と、決意が固まった。
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