宝物 番外編付き
慶一郎は、和子にも電話した。

和子は、町内の会議が終わって自宅にいた。

「和子? 
源太郎さんが10億投資して下さったんだ!
今夜は親父の家で源太郎さんご夫妻と宴会だから、お袋の手伝い頼む。」

「え〜〜!! マジ? ヤッタ〜!!」

「蓮も今、急遽研修から呼び戻してここに居るわ。
ところでさ、くるみちゃんの予定聞いてる?」

「くるみちゃん? 私より早く出かけてお婆ちゃんちの換気と片付けして、
蓮のマンションから洋服を持って来るって言ってたよ?」

「だよなぁ〜、蓮が携帯にかけても電源が落ちてるのか、電波の悪いところみたいなんだよ」

「私には、早く出かけて早く帰って来るって言ってたよ〜」

「じゃあ、どこかのビルとか駅ナカとかにいるだけかもなぁ〜」

「それか、充電し忘れだと思うよ〜。
今朝も普通だったし……」

「うん、わかった。蓮にも伝えるわ。
じゃあ、宴会よろしく。」

「了解です。」 ピッ!
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