宝物 番外編付き

「じゃあさ〜 すぐに婚約して〜一緒に住んじゃう? ハハハ! ハハハ。」

「………」

「あのさ〜 くるみ…
俺は、すぐにでも結婚したいくらいなんだよ。
出来るだけ早く婚約したいと思ってる
今日、爺ちゃんから話しが出るかもしれない。
くるみが、婚約や一緒に住むのが早いと思うなら、爺ちゃんを止めるつもり。
くるみは、どう思う?」

「え〜と、 お婆ちゃんが1人になるのでそれが、一番心配です…
お婆ちゃんとも 相談したいかな…」

「うん。そうだなぁ…。
昨日付き合ったばっかりだもんな。
浮かれてて ごめんな。」

「そこまで、好きでいてもらえて嬉しいです。
今日、蓮さんのご家族がどう考えてるのか確認してから決めませんか?」

「うん。今日の話し次第では明日も午後からくるみとおばさんと話し合いかもな」

「そうですね。あの〜、蓮さん。
もう一度確認しますが本当に私でいいんですね?」

「ああ! くるみじゃあないとダメ!
断らないで下さい。お願いします。」

「ふふふ。断らないですよ〜。」

「ハァ〜。良かった〜」
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