同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
水沢くんが不思議そうな顔してわたしを…なぜだか真剣に見ていた。

「女の子たちにあんな笑顔できるんでしょ?好きなのかなって思ったの。そういう…なんていうのかな…芸能界の仕事みたいなものが…」

「笑顔?」

「うん。プロの笑顔だったよ。ほんとに舞台にいる人しかできない笑顔。」

「舞台…?」

「うん。」

そう…ただ、なんとなくそう思ったことを言っただけだったのに…
水沢くんは真剣な顔をして下を向いてる…。

「あの…高柳さん。今日の夜。暇っすか?」

「は?」

突然水沢くんがわたしの腕をガシッとひっぱった。

「暇ですよね?いや、暇にさせます。お願いですから後輩のたのみ聞いてください!」

「な、なに?」

あまりの剣幕にびっくりして、及び腰になるわたし。

「ちょっと飯つきあってください。noは受け付けません。」

「ちょ…」

反論しようかと思ったけど、何も言わせてもらえなかった。

なんとなく、意気揚々と会社に戻っていった水沢くんだった。


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