同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
女の子の相手役の男の子の昔の友達で、女の子にちょっとだけ恋してしまう男の子。
スクリーンの中の水沢くんは…とっても輝いていて…
今、わたしが毎日見てる水沢くんと同一人物とは到底思えなかった。
役者…なのだ…
ほんとは…
きっと…
役者こそが…水沢くんの…やりたかったことなのだ…
なんで?
なんでやめたんだろう?
最後、エンドロールが流れはじめて…
チラホラ座ってたお客さんたちが立ち上がり出口に向かいはじめたとき…
水沢くんが隣で静かに言った。
「これだけなんだよ。まだ…俺の作品…」
「……」
「やっと…役者…できたのに…」
「……」
「ってまあ…今更言っても仕方ないっすよね。もう俺は前進んでんだし…」
で、立ち上がろうとした。
「進んでないじゃん?」
わたしは水沢くんのスーツの裾をガシッと掴んだ。
「ほんとにやりたいことはこれなんでしょう?なんでやらないの?」
「いや、けど…俺は会社継がないとって使命あるんすよ。そうしないと社員…路頭に迷わすって…オヤジが…」
水沢くんは向こうを向いたまま立ち止まっている。
スクリーンの中の水沢くんは…とっても輝いていて…
今、わたしが毎日見てる水沢くんと同一人物とは到底思えなかった。
役者…なのだ…
ほんとは…
きっと…
役者こそが…水沢くんの…やりたかったことなのだ…
なんで?
なんでやめたんだろう?
最後、エンドロールが流れはじめて…
チラホラ座ってたお客さんたちが立ち上がり出口に向かいはじめたとき…
水沢くんが隣で静かに言った。
「これだけなんだよ。まだ…俺の作品…」
「……」
「やっと…役者…できたのに…」
「……」
「ってまあ…今更言っても仕方ないっすよね。もう俺は前進んでんだし…」
で、立ち上がろうとした。
「進んでないじゃん?」
わたしは水沢くんのスーツの裾をガシッと掴んだ。
「ほんとにやりたいことはこれなんでしょう?なんでやらないの?」
「いや、けど…俺は会社継がないとって使命あるんすよ。そうしないと社員…路頭に迷わすって…オヤジが…」
水沢くんは向こうを向いたまま立ち止まっている。