隣の住人。




10時過ぎにバイトが終わり、私は菊池さんと時間をズラして事務所に行った。



事務所に行くと、菊池さんと店長が話をしてて…

私は何もなかったように『お先に上がります』と言った。





辞めるとかそういう話?



いや、でも菊池さんは店長と仲良くて話している事が多いからいつもの世間話かな。




正直、この先菊池さんと一緒に仕事できる自信がない。

専門を卒業するまであと半年だけど…新しいバイト探そうかな。





色々なことが頭に浮かぶ。

謙人の顔を見たら私自身もどうなるかわからない…



謙人だって、いい気持ちはしないだろうし…別れようって言われたらどうしよう何て壮大すぎる考えまで至っていた。








家に帰ったらソファーに座って、テレビも電気もつけず…放心状態だった。



頭に浮かぶのは謙人のことばかり。

あとは、菊池さんの顔が近づいてくるあの感じ…





謙人が帰ってくるまで私に取っては地獄の時間で、うたた寝したと思ったら思い出すように起きてを繰り返して寝た気がしなかった。







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