ネトゲ女子は社長の求愛を拒む《宮ノ入シリーズ②》
二人葬ったところで、満足して部屋に戻ると直真さんから電話が来た。

「あ、直真さん!夕飯はすき焼きにしましたよ」

『そうか。すき焼きはいいが、ちゃと野菜はいれろよ。この間、焼き肉屋に行った時、お前、肉しか食べてなかったからな』

「わかってます……」

しっかり見られていたようだ。
さすがあんなファイルを作成するだけあって、めざとい。

『有里。結婚式と新婚旅行、沖縄でいいか?』

直真さんっ!!
もー!なんて優しい人だよ!
じーんと感動して目尻から涙がこぼれそうになった。

「はい!もちろんっ」

私の結婚相手が直真さんでよかったー!
ありがとう、神様!!

『国内で俺はいいが、一つだけ約束しろ』

「なんですか?」

『パソコンとゲーム機はおいてけよ』

「ええええ!!!」

『まさか、お前、新婚旅行中にゲームするつもりだったのか?』

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